こんにちは、ゆるきりんです。
2017年の秋くらいからずっと悩まされていた接触性皮膚炎・酒さ様皮膚炎。
症状は、顔の赤み、かゆみ、皮むけ、丘疹など、日によって様々でした。
中でも「赤み」と「かゆみ」には本当に悩まされました。。
酔っ払ったみたいな赤ら顔は化粧でも隠れないほどで、人とも会えない。
かゆみもひどくて夜も眠れず、寝不足が続き、更に悪化するという悪循環。
このまま治らなかったらどうしよう、と毎日そればっかり考えていました。
そのときの内容はこちらに詳細が書いてあります。
記事には、治った!と書いてありますが、今回、再発しました…
久しぶりに読み返してみて
「当時の私、本当に大変だったな。
たくさん悩んでいたな。
そんな中で精一杯頑張ったな」
って、自分のことながら、涙が出そうになりました。
このブログにも、同じように悩んでたどり着いてくださった方も多く、みんな本当に悩んでいるんだと感じます。
病気と闘っているときはすごく孤独だと思いますが、悩んでいるのは一人だけじゃないですよ!
それどころか、結構多いんだなと実感します。
今は闇の中だと思いますが、私も一年以上かけてゆっくりと闇を抜けつつあります。
今回、また再発はしたものの、前よりはひどくないと思うので、ショックでしたが、うまくつきあっていくしかないかなと考えるようにしました。
そんなわけで、少しでも酒さ様皮膚炎・接触性皮膚炎に悩む方々の参考になればと、その後の経過を書いてみたいと思います。
酒さ様皮膚炎・接触性皮膚炎の再発
約1年の治療期間を経て、2018年秋には、酒さ様皮膚炎・接触性皮膚炎は、だいぶ軽快し、ほぼ治ったかなと思っていました。
毎日、鏡を見るのが楽しかったのを覚えています。
もちろん、症状が軽くなっていく間も、きちんと薬の服用と通院は行っていました。
当時飲んでいた薬
当帰芍薬散(1日2回)
ビラノア(1日1回)
サプリ
ドクターズサプリ(1日1回)
鉄分
ルテイン(これは疲れ目用)
使用していた化粧水
なし
(処方されたソルコセリル軟膏を夜の洗顔後に塗布)
皮膚科の先生とも相談して、ほぼ治ったのでもう薬はいらないかな、ということになりました。
ところが。。
酔っぱらったみたいに赤かった顔も、眠れないくらいかゆかった顔も、ぽろぽろ剥けていた皮も、なくなっていたのに…
2018年12月から再発…
薬を飲むのをやめて、たった3日後のことでした。
また、顔がかゆくなり、赤くなってきたため、慌ててかかりつけの皮膚科へ!
これはまだ薬飲んだ方がいいかもね、急にやめると駄目みたいだから、少しずつ減らしていく方向にしようということに。。
とりあえず、通院した日から1週間くらいは、前の処方通りの飲み方を続け、また再度症状が治まってきたら、下記の通りに減らすようにしました。
冬ということもあってか、お腹まわりや太ももなどの体のかゆみも出て来たので、そちらにも処方が追加されました。
飲み方を変えた薬
当帰芍薬散(1日2回→1日1回)
ビラノア
(1日1回は継続して、調子のよいときは2日に1回に減らす)
サプリ
ドクターズサプリ
(1日1回を2日に1回に減らす)
鉄分
ルテイン
ビタミンC(自費で病院にて購入)
化粧水
ヒルドイドローション
ソルコセリル軟膏
※先生はヒルドイドローションだけでもよいと言っていたのですが、単独だと乾燥してかゆくなってしまうので、ソルコセリルと併用することになりました。
体用に処方された薬
ネリゾナ軟膏(ステロイド含有)
ヒルドイドローション
通院時のかゆみ止めの注射
強力ネオミノファーゲンシー
前の処方のお薬を続けて一週間程度したら、症状はまた治まってきたので、上記の通りに減薬してみました。
体用にステロイドが出たので、顔用ではないとはいえ、酒さ様皮膚炎の履歴がある私は少し心配でした。。
ですが、結果的にビラノアと注射でかゆみがおさまってきたので、使わずにすみました。
今のところ、かゆみなどの症状は何とか治まっています。
でも生理前などには一時的に顔が赤くなったり、唇の周りだけがかゆくなることがあるので、適宜、増減しています。
漢方薬は継続しないと駄目かと思っていたのですが、主治医より、当帰芍薬散は、症状があるときだけ飲むという服用方法でもよいとのことだったので、そのようにしてみています。
減薬は勝手に行うと危ないので、必ず主治医と相談して行うようにしてくださいね。
そういう意味でも、相談しやすい皮膚科医というのはありがたいですね。。
再発した理由は?
酒さ様皮膚炎・接触性皮膚炎は、経過が長期になることも多いようで、今回の再発も仕方がないものなのかもしれません。
先生も、気長に治していこうと励まされました。
再発した原因は、個人的には、下記の2つではないかと思っています。
一気に断薬しすぎた
主治医からOKをもらっていたとはいえ、一気にやめたら再発しやすいんだなぁと思いました。
特にアレルギー系のビラノアは効いていないようで効いているタイプのお薬で、辞めたら再発するというのは結構ある、と先生も言っていました。
私の場合もそうだったんだなと感じます。
全身に効果があるので、ビラノアを再開したら(ヒルドイドローションを新たに処方されたせいかもしれませんが)、全身のかゆみも治まったので急にやめるのは危ないと思いました。
とはいえ、効果が大きな薬ほどずっと飲み続けるのにも不安があるので徐々に辞めていきたいところではありますね。。
長期継続でもあまり心配しなくていいお薬ではあるとの説明は受けましたが、ビラノアは結構、薬価が高いので気になるというところでもあります(;'∀')
冬になって乾燥が進んだ
ちょうど肌の調子がよくなったのが10月頃で、12月の通院時に「そろそろお薬やめてもいいかも」という話になったのですが、今考えると、ちょっと時季が悪かったのかなと。
冬になり、大気が乾燥すると普段は大丈夫な人でも肌トラブルを起こしやすくなります。
そのタイミングでちょうど断薬が重なったので、一気に再発したというのもあるかと思っています。
もしみなさんが断薬または減薬を検討するのであれば、冬は避けた方がよさそうです。
また、少しでも乾燥を防ぐため、部屋や職場に加湿器を増やし、湿度を上げるよう心がけるようになりました。
最近購入した加湿器はこちら。
その他にやってよかったこと
肌の調子がホルモンバランスと密接にかかわっているということは、みんな知っていると思います。
私は、婦人科系の疾患にかかったことをきっかけに基礎体温をはかるようになったのですが、それが今回、肌の調子をみるときにかなり役に立ったと思っています。
急に肌の調子が悪くなったと思ったら、生理前や排卵前など、ホルモンバランスが急変するタイミングだったりするのです。
婦人体温計でしっかりと記録をつけることで自分のホルモンバランスを知ることができると、肌トラブルがあらわれても、グラフを見ながら、今はこの時期だからあと何日すれば大丈夫になるはず、とか、ホルモンバランスが崩れる日じゃないだから他に原因がないかな、とか客観的にとらえることができるようになりました。
特に、急に調子が悪くなると不安になるものです。
私はオムロンのMC-652LCという婦人体温計を数年使用しているんですが、そのアプリに肌の調子もメモすることによって、自分の肌サイクルを知ることができ、対策も取りやすくなりました。
この体温計はアプリと連携しているし、10秒で測定できるので使いやすくて気に入っています。
まとめ
2019年1月現在は、薬を減らしつつ1~2ヶ月に1回の通院頻度で、経過をみている状態です。
2018年10月ごろのように「最高に調子が良い状態」ではないですが、許容できる範囲かなと思っています。
ちなみに最近は、肌の調子をみながら化粧も少しできるようになりました。
主に使用しているのが、こちらのミネラルファンデーションなのは変わっていません。
その他に、ミネラルファンデーションの上からランコムのファンデーションを重ねています。
今のところ、他のファンデーションより肌荒れが少なく、これなら使えるかなと思っています。
早く、どんなお化粧もできるようになりたいものです。。
あとは、もう少し落ち着いたら、以前挫折したエンビロンを試してみたいなと思っています。
今後も何か変化があれば報告していこうと思っています。
今回のことで、酒さ用皮膚炎・接触性皮膚炎は、経過の長い病気で今後も長く付き合っていかなければならないものだとわかったので、気長に、ぼちぼちと、治していこうと思います。
その後の経過はこちら! www.yurukiri.com
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