ゆるきりライフ

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洗濯槽のカビのチート能力とは?!通称ピロピロワカメを分析している論文から本気のカビ対策を検討してみた!

洗濯槽のカビのチート能力とは?!通称ピロピロワカメを分析している論文から本気のカビ対策を検討してみた!

洗濯槽のカビ・通称ピロピロワカメって何?

首をかしげる犬

つい先日、洗濯機を購入しました。

www.yurukiri.com

静かだし、洗いあがりふんわりだし、とっても気に入っています。

だからこそ今度買った新品の洗濯機は、キレイなまま使いたい…!

そう思った私は、CMなどでも話題になっている「洗濯槽のカビ」について調べることにしました。

YouTubeで検索してみると、こんな衝撃的な映像が目に飛び込んできます。

www.youtube.com



ナニコレ怖すぎぃΣ(゚Д゚)

以前使用していた洗濯機でも、ときどき「槽洗浄モード」で掃除してたのでさすがにここまではないと思いますが、

実際、槽洗浄後に黒いカビみたいなカケラがこびりついていたりして、ゾッとしたことを覚えています。

洗濯しているつもりでカビの中に浸していると思ったら恐ろしい…!

CMでも「カビを防ぐ」とか、洗濯機にも「自動おそうじ機能つき」などを”売り”にしているものも多く、洗濯槽のカビはみんな気になるところだと実感します。

私の購入した洗濯機AW-8V7にも、自動お掃除で槽を除菌、黒カビの発生を抑えるという「自動お掃除モード」がついています。

www.toshiba-lifestyle.co.jp



はたして、これらの機能がついていたらカビ対策は万全なのか?

ピロピロワカメとは何者なのか?

普通のカビと何が違うの?

カビの正体を知ってから、きちんと対策したい!

そう思った私は、本気でネット検索!

そして、カビを研究して40年というカビ博士の濱田信夫先生の論文を見つけたのです。

論文:洗濯機内部に生育するカビの特性



その論文に衝撃の事実が書かれていたので、論文を読まずとも理解できるよう、わかりやすくまとめてみました!

ピロピロワカメの正体!

カビ

論文によると通称・ピロピロワカメには、ちゃんとした名前があります。

Scolecobasiduium sp.

Exophiala alcalophila



はい、難しすぎて読み方すらわかりませんね!(笑)

このカビ、通常私たちが目にする黒カビ(お風呂やパンにはえるカビ)とは種類が異なり、大変恐ろしい特徴をもっているのです。

なんと、除菌するために入れているはずの洗濯石けんや合成洗剤で死滅しないどころか、逆にそれをエサにして増殖するのです!

え…

何それ反則じゃない…?

効かないだけならまだしも、それを栄養にして増えるとかチート過ぎじゃない…?

いやいや、そんなこと言っても、我が家は抗菌成分入りの合成洗剤をしっかり使っているから大丈夫、と思ったそこのあなた。

甘い…!

事態はそう楽観できるものではないのです。

こんな経験はありませんか?

「抗菌成分入りの洗剤を使っているのに生乾きの臭いが消えない…」

「時々、洗濯物に黒い汚れがついてくる…」

それもそのはず。

なんとこの洗濯槽に特化したこのカビ、合成洗剤として有名なアタ〇クに含まれる界面活性剤の濃度を通常の15倍にしても生育可能という恐ろしいチート能力を持っているのです…!

洗剤はカビの栄養?!

信じられないことですが、洗剤に含まれている「汚れを落とし、抗菌作用もある」はずの界面活性剤が、なぜか洗濯槽カビの栄養になっているのです。

このチート能力、普段私たちが目にしているカビにはない能力で、洗濯槽のカビにのみ見られる特殊能力です。

論文には、こう書いてあります。

『洗剤のカビに対する作用は2つに分けられる。

1つは界面活性剤としてカビの生育を阻害する作用、

もう1つは栄養としての生育促進作用である』

…???

意味わからないんだけど?って思いませんでしたか?

完全に逆の作用ですよね。

矛盾してる!

私もそう思いました。

論文を熟読すると、つまり、こういうことだったのです。

普通のカビは界面活性剤で生育を抑制されるが、チート能力を持った洗濯槽カビは逆にそれを栄養にして増える。

だから普通のカビは洗濯槽では増えられないけど、洗濯槽カビは逆にライバルもいなくて増え放題。

よかれと思って使用していた洗剤が逆にカビに利用されている…

なんとも恐ろしい事実です…!

実際私もずっと「抗菌成分入りの洗剤」を使用し、

なおかつ「洗濯用ハイター」などの消臭抗菌剤を併用しつつ、

さらに「抗菌成分入りの柔軟剤」を入れて洗濯していたにも関わらず

ピロピロワカメの餌食になりましたから…

何したって無駄なの…?

洗濯板の時代に逆戻りするしかないの…?

だがしかし、私たちにも出来ることはあります…!

洗濯槽のカビを増やさないためには?

お掃除

洗剤に関してはチート能力を持っているとはいえ、カビはカビ!

基本的な事項を守れば、カビをゼロにはできなくとも、できるだけ少なくすることはできます!

洗剤を入れ過ぎない

合成洗剤はカビの栄養!

汚れ落ちを考えると洗剤の量を減らすことはできませんが「今日は汚れがひどいから洗剤ちょっと多めに入れとこ」は厳禁!

特に、濃縮洗剤といわれている少量でOKの洗剤は入れ過ぎ注意です。

脱いだ洗濯物は洗濯機に入れない

脱いだ洋服は雑菌がたくさん。

汗などで湿っていることも多いでしょう。

特にお風呂上がりのタオルなどは要注意!

洗濯槽の中に入れっぱなしにしておくとカビや雑菌の温床になります。

洗濯機の中に洗濯物を入れるのは、洗濯機を回す直前に。

それまでは洗濯カゴなどに入れておきましょう。

洗濯槽を乾燥させる

カビは湿ったところが大好き。

乾燥機能つきの機種であれば、乾燥機能を使うことでカビの発生をある程度抑制できます。

乾燥機能がついていない場合でも、洗濯後に数時間、フタを開けっ放しにして内部を乾燥させることでカビの発生を少なくすることができます。

洗濯が終わったら早めに干す

洗い終わった洗濯物、ついうっかり干すのを後回しにしたりしていませんか?

その間も、あなたの見えないところで、刻一刻とカビは繁殖しています。

なるべく早く干し、湿気を取り除いてあげることが必要です。

すぐに干せないのであれば、とりあえず洗濯槽から洗濯カゴに移すだけでもかなり変わります。

「粉せっけん」よりも「液体合成洗剤」を

あくまで洗濯槽のカビという観点においては、粉せっけんよりも合成洗剤の方がまだ有利。

何故かというと、合成洗剤で育つことのできない種類のカビも、粉せっけん(界面活性剤不使用のものを含む)だと育つことができる場合があるからです。

つまり粉せっけんだとチート能力のないカビでも増殖可能になるということですね。

また粉せっけんは冬など水温が低い時期に溶け切らず、それがチートカビの養分になるというデメリットも。

とはいえ、合成洗剤にもデメリットはあるので、自分にとってのメリットと相談しながらどちらの洗剤を選択するか選ぶことが必要になります。

洗濯槽用クリーナーを使用する

洗剤を入れずに洗濯するという人はいないと思いますが、洗濯”槽”のクリーナーは、使っていますか?

見える範囲の洗濯槽はすごくきれいなのでついサボってしまいがちですよね。。

でも一度繁殖を許すとどんどん状況は悪くなる一方!

月に1度(最低でも半年に1回)は洗濯槽クリーナーで洗濯槽を洗浄することが重要です。

洗濯槽用クリーナーは大きく分けて2種類あります。

塩素系クリーナー

もっとも一般的な洗濯槽クリーナーです。

殺菌消毒効果が強力ですが、ハイターのような成分からできているので鼻につく臭いがあり、目や手につかないように気を付ける・別の洗剤と混ざらないようにするなど取り扱いには、注意が必要です。



酸素系クリーナー

塩素系よりは効果はマイルドですが、手が荒れにくく環境に配慮した成分でできています。

また、使用する際に40度程度のぬるま湯を使用しないと効果が落ちるというデメリットがあります。

ただし、前回私はこちらの商品を使用しましたが、冬場の冷水にもかかわらず結構取れました。



それでもダメなら買い替えか、プロのお掃除を検討

チートカビに完全に支配されてしまっている洗濯槽の場合は、新品買い替えか、プロの解体クリーニングを依頼するしか方法がなくなってしまいます。

ちなみに洗濯機の買い替え時期は6~8年といわれています。

また、クリーニングは1~3万円程度が相場です。

個人で解体掃除するという強者もいるかもしれませんが、大型家電ですし、資格のない人にはオススメできません。

新品購入の際には、少しでもカビの繁殖を抑えるために自動お掃除機能つきの洗濯機を選ぶようにしましょう!

こちらの洗濯機は、高速回転による遠心力が生み出す強力な水流で、洗濯槽の外側のみならず外槽の内側、槽の底までも自動お掃除するということなので、かなり効果が期待できそうです。

洗剤を栄養にして増えるチートカビを薬剤的に除去するのが難しいのであれば、遠心力と水流でひっぺがしてしまおうということですね。

カビだけでなく、他の雑菌や細かいホコリなども洗い流してくれるのは心強い限りです。

まとめ

モップ

洗濯機を使用する以上は、ずっと洗濯槽カビとの戦いが続くということがわかったかと思います。

これを使用すれば大丈夫!というものはなく、複数の手立てを並行して行っていくことが重要です。

正直、数か月に1回の洗濯槽掃除は面倒だし、お水やクリーナー代ももったいないと思ってしまいがちですが、チートカビがいる以上、真っ黒な洗濯槽にならないためにはやむを得ません。

全自動でお洗濯をやってくれるのだからこれくらいは仕方ないと思うようにするしかないでしょう。。

洗濯槽の内側から見えなくとも、やつらは確実に存在します。

カビはアレルギーの原因にもなるため、もしかしたらあなたのアレルギー性鼻炎や喘息、湿疹などもこれが原因のひとつになっているかもしれません。

いつかチートカビをせん滅してくれる画期的な合成洗剤が開発されるその日まで、こまめにカビ対策、今日から始めましょう!

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