巷でずっと人気だったのは知ってたんです…
ただ、ちょっとタイトルからハードルが高いなって思って、敢えて避けていた「おっさんずラブ」…
年末年始のお休みに、ブログを書くBGMとして何かないかなーってAmazonプライムを開いてみたところ、最初の画面にババーンと出てきたのが「おっさんずラブ」でした。
何の気持ちの変化か、、多分長期休みの解放感からだと思うのですが、私は1話だけと思い、ついクリックしてしまったのでした。
今更の「おっさんずラブ」1話目であっさりハマる
1話を見た感想は、展開が早ええ!!
盛りだくさん過ぎてついていけねええ!!でしたw
めっちゃ突っ込みどころ満載で、いやいやいやいや!ってなりながらも、リアル過ぎず、見ていて心地よい程度のほどよいギャグテイスト。
役者さんの演技も上手くて、すんなりと見ることが出来、あれほど警戒していたのに、1話目にしてあっさりとハマってしまったのでした(笑)
確かにゲイ要素は多いんですが、ほんとネタ的な笑いも満載ですし、実際の内面はピュアで男女の恋愛と何も変わらず、笑える恋愛ドラマとして普通に面白いじゃん!
こんなことなら意地張らず、さっさと見てればよかったと思いました!
むしろ、人を好きになるのに特別な理由なんてないよね、自由な恋愛が自由にできる世界っていいよね、って当たり前のことに気付かせてくれたドラマでした👀
男性の方にも是非見て欲しいなぁ!
「おっさんずラブ」、こちらの3カ所で初回登録すれば2週間~31日間、全話無料で見ることができるので、まだの方は是非見てみてはいかがでしょうか(´▽`)
1話終わったら必ず2話が見たくなること請け合いです( *´艸`)
【Amazonプライムビデオ】
【Hulu】
【U-NEXT】
ここからはネタバレを含むのでご注意です!
「おっさんずラブ」主要キャラ感想
春田 創一
はるたん、めっちゃかわええですね…( *´艸`)
あんなふうに顔をくしゃくしゃにして笑われると、こっちまでにっこりしてしまいますよね。
いちいちジェスチャーと動きが大げさで面白いしw
個人的には蝶子さんが部長の奥さんと知ったときの「それ、俺やん…😱」って白目剥くとこが最高に好きです😂
優柔不断なのが玉に瑕だけど、何事にも一生懸命で、男女関係なく良い奴としていろんな人に好かれちゃうのはわかる気がします。
牧 凌太
牧くんもめっちゃカッコかわいいし、もともと林遣都目当てで見始めたので、これは目の保養でしたね( *´艸`)
「バッテリー」を映画館で見た頃が懐かしいです。
そのころはまだ演技に慣れてないフレッシュさにキュンキュンしたものですが、今や演技派俳優さんですもんね、すごいです!
前半の情熱的な感じに比べ、後半の、本当に好きになった人には幸せになって欲しいから男の自分は身を引くというスタンスは、何でやー!牧ー!!と涙しつつも、最後まで応援してしまいました…
黒澤 武蔵
黒澤部長はもう、カワイイかよ!!ってなりますねww
見た目はおじさんだけど中身は誰よりもピュアで乙女✨
ギャップ萌えとはこういうことをいうのか…
演じる吉田鋼太郎さんが「僕が間違った演技をしてしまうと、とんでもなく変なドラマになる可能性がある」と責任重大に感じたというのも納得の難しい役どころですが、非常に嫌味なく、お茶目に演じ切っていて流石の一言!
最初はキャラの濃さに「えー」って思ってた人でも、最後にはそのひたむきさに応援したくなってしまったという人も多いのではないでしょうか。
そして何より部下からめっちゃ慕われてる…!
個人事業主としてはめっちゃうらやましい!!(そこかw)
ミスをしたときにフォローしてくれるところ、頼りになるところ、完璧すぎて何かこう、、私はどうなのかなって我が身を振り返っちゃいましたね…
あと個人的に、会社では会社モード、オフだけ恋愛モードになるのがオンオフはっきりしててプロだなって尊敬しました!
ああいう仕事にも恋にも真っ直ぐなおじさんに言い寄られたら、そりゃ仕方ないかなぁ。
おじさんでも、あんな風に周りを気にせず熱くなれるの、最高にカッコ悪くてカッコいいなと思いました。
憎めないキャラです( *´艸`)
##### 武川 政宗
武川主任…個人的に、一番気になってしまったキャラクターでしたね。
好きというか、感情移入してしまうというか…
最初にDVばりにブチ切れ、中盤は戦略的に攻め、最終的にはプライドを投げ出して土下座するところはグッときちゃいましたね…
牧がいないと自分がダメなんだって…
独身貴族なんて言われながら、ゲイであることを隠し続けて仕事はバリバリ、潔癖症で年下彼氏には甘い、そんな武川主任にそっくりの友達がいるので余計にそう思ったのかもしれません。
男同士の恋愛って実らないことも多いし、付き合ってもゴールがないし、結婚みたいに相手を引き留めるすべもないし、子どもだって設けられない。
世間からも理解されず、病院や公的機関では他人の扱いになり助けられない、同じお墓入ることだって難しい。
ゲイ歴が長ければ長いほど、そんな一種の孤独感と常に戦っているわけで、衰えていくばかりの自分が、若い牧に不釣り合いになりつつあると知りながらも忘れられない…
牧の年齢のゲイとはまた違う哀愁があるんですよね…
そんなプライドの高い彼が、恋敵に土下座してしまうほどに牧のことを思っていたんだなって思うと、そして翌日とかは別に何もなかったみたいに冷静さを貫いているの、内心どんなにつらかったろうなあとホロリと来ちゃいました…
ああ、何というか、牧とか、はるたんじゃなくて、こういう妙齢のおっさんに感情移入してしまう辺り、私も年を取ったんだなあと思いましたね…(;^_^A
黒澤 蝶子
部長の妻、蝶子さん。
これまた、いい女じゃないですかーー(´;ω;`)
30年の愛情って、もはや怒りすら超越してしまうんですね…
自分のことよりも、最終的には許してしまって、大切な人に幸せになって欲しいっていう気持ちは、すごいなぁと思いました。
逆に相手が男だったからよかったのかもしれないと思いましたね(;^_^A
女だったら余計に嫉妬してたと思うし!
ラストはまさか結婚式までいくとは思いませんでしたが、部長が振られちゃった~って言ったときに泣きながら抱きしめてくれた蝶子さんには愛を感じずにはいられませんでしたね…
「おっさんずラブ」感想まとめ
それにしても、このドラマの中では比較的、性(ジェンダー)や年齢差に寛容でびっくりしました。
まぁそういう設定にしないと話が進まないですからね(;'∀')
それでも、誰かを好きになったら応援する、祝福する、受け入れる、そんな社会が今少しずつ実現しつつあるということなんでしょうね。
それってすごく素敵なことだなぁと思いました。
子どもがいようと、いまいと、男だろうと女だろうと、何歳だろうと、多様性を許容する社会は強い。
人生って、自分がしあわせになるように、生きたいように生きていくべきだと思います。
人間誰しも、すべてがマジョリティではない。
どこかしらに「マイノリティな部分」を持っていると思います。
誰かと違うからといって無理に曲げる必要はない、ありのままの自分でいいじゃないってやさしく背中を押してくれたドラマでした('ω')
この大ヒットしたドラマで、社会的な寛容度が少しでも上がり、性的マイノリティの人たちが生きやすい世の中になってくれたらいいなと思いました。
きっとそんな寛容な世の中は私たちにとっても生きやすい世界であると思います(´▽`)
ちなみに、Twitterで、牧くんのからあげのレシピが載っていると聞いて、公式ブック速攻ポチしました…!!
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