最近、以前より本を読むようになりました。
知識が人生を左右すると感じ始めてから、物を買うよりも、本などで知識を買う方がいいなという風に価値観が変わりつつあります。
仕事の本も含めたら、月に10冊以上は購入しているかと思います。
インプット後のアウトプットとして、オススメ本のレビューを書いていきたいと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
祝すべき最初の一冊は、染谷昌利さんの『複業のトリセツ』です。
今、私は、個人事業主として仕事をしていますが、それ以外にも未来の自分のために投資をして、少しでも資産を増やし、減らさない努力をし、リスクを分散するようにしています。
しかし、この本を読んで、それだけじゃ不十分だと思うようになりました。
重要なのは、収入を得る手段を、複数もっておかなければならないということ。
収入を得る手段が複数あれば、そのぶん生活が豊かになりますし、もし、そのうちのひとつがダメになっても、他からの収入があればとりあえずは生きていけるという安心感がうまれ、人生をより生きやすいものにしてくれます。
昔、ブラック企業でパワハラを受け、うつになったことのある私としては、もっと早くに知っておけばよかったなと思うばかりです。
そうすれば、「ここを辞めたら仕事がなくなって生きていけない」という不安感からブラック企業に居続けることもなく、もう少し早い段階で離脱できたかもしれない。
お金は、人生の全てではありませんが、お金に余裕があることで、お金にしばられることなく、人生をもっと豊かに、生きやすくすることができます。
生きていくうえでの選択肢が増えます。
副業ではなく、複業。
サブとして片手間に副業を持つのではなく、それぞれに全力で取り組み、メインとなりうるものがあればうまく乗り換えながら、失敗を恐れず、糧とし、臨機応変に変化に対応していくこと。
ひいては、そのための広い視野をもつこと。
それが「複業」なのだと理解しました。
せっかく働くのだから、自分に合った働き方、時間の使い方、将来へのスキルアップ、そういう、自分で自分の人生を選び取る生き方をしたいと思いました。
昔と違って、今は、ブログ、WEBサイト運営、クラウドソーシングなど、さまざまな働き方ができます。
これも、知っているのと知らないのとでは天と地の差があります。
知識を共有することで、提供した側も提供される側も、その間を繋ぐ会社も、みんなハッピーになる。
そしてそのためのノウハウが、しっかりと詰まっています。
ブログ開設の方法やアフィリエイトのスキルをただ紹介していくというものではなく、もっと大きな視点で、働き方そのものに関するとらえ方を教えてくれるような、良書でした。